1等・前後賞合わせて10億円が当たる「年末ジャンボ宝くじ」が21日、全国で一斉に発売された。高額当選が多く「大黒様の宝くじ」として知られるいわき市の平一町目宝くじセンターには、午前10時の販売開始前から一獲千金を夢見て40人以上が列をつくった。
列の先頭に並んだのは山形県金山町の会社員の男性(45)で、同日午前0時ごろから販売を待った。「10億円への熱い気持ち」で寒さをしのいで宝くじを買い求め、「当選したら物価高を気にせず、道の駅としてリニューアルオープンしたいわき・ら・ら・ミュウで生カキなどを買いたい」と話した。
年末ジャンボの当せん本数は1等(7億円)が23本、1等の前後賞(1億5000万円)が46本。1等・前後賞合わせて5000万円が当たる「年末ジャンボミニ」も同時発売された。ともに1枚300円。販売期間は12月23日まで。同31日に抽せんが行われる。
