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【道奥を読む】丸谷才一「芭蕉・義経・東北」 文学の謎、軽やかに解明

2025/12/02 11:20

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挿絵・小原風子(福島市出身、南相馬市在住)

 「ゲーテはすべてを言った」で第172回芥川賞を受賞した鈴木結生さんが、ギリシャ語で「場所」を意味する語「トポス」をキーワードに、東北各県から1人ずつ文学者を取り上げ、自身の創作との関わりなどをつづります。今回は山形県です。          ◇ 私は「丸谷才一」の名前のつくものなら何でもとりあえず手に取る。そんな日本人作家、他に大江健三郎くらいだ。大江は没後、いよいよ再評価の機運が高まってい...

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