680年続く「濫觴武楽」奉納 霊山神社で春季例祭、剣舞を披露
伊達市霊山町の霊山神社で29日、春季例祭が行われ、680年以上続くとされる市指定無形民俗文化財の「濫觴武楽(らんじょうぶがく)」が奉納された。
濫觴武楽は、同神社に祭られる南北朝時代の武将、北畠顕家(あきいえ)が1337年に拠点を宮城県の多賀城から霊山へ移す際に、地元住民が歓迎の意を表して舞ったのが起源とされる。
地元住民でつくる濫觴武楽隊が、はかまに白鉢巻きと白たすき姿で登場。「太刀振り」と呼ばれる隊員が、太鼓と笛の音に合わせて剣舞を披露した。橘高3年の高野凜さん(17)は「これからも地域の伝統を受け継いでいきたい」と話した。
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