連載

まちかど物語 一覧へ

 人々が行き交う街角は、時の移ろいとともに、さまざまな表情を見せてくれます。日々の暮らしの中で人々の思いが街角に集まり、にぎやかに議論が交わされ、新たな地域をつくり出すエネルギーになってきました。「街道物語」「食物語(たべものがたり)」と展開した福島民友の2017年の物語は、街角に息づくストーリー。地元の人しか知らないような風景や人々の生活を、記者とカメラマンが福島県内の隅々まで出掛けて紹介します。

回想の戦後70年 一覧へ

 ◆歌やスポーツ県民の力に
 1945(昭和20)年8月15日。日本の戦時体制は崩壊し、「戦後」がこの日から始まった。あれから70年。暑い夏が、またやってきた。  焼けただれ荒廃した大地をしっかり踏みしめ、古里を懸命に立て直そうとした県民。その後の復興、経済成長と過疎、地域おこし、そして震災・原発事故。山あり谷ありの道を越え、重荷にふと足を止めた先人たちを支え励ましてくれたのは、心に響く歌であり、笑顔を誘う漫画や映画・テレビの特撮であり、郷土の誇りを胸に躍動するスポーツ選手の朗報だった。人々は空腹をいやし力を蓄えて、再び歩み出した。  福島民友新聞は戦後70年にあたり、こうした文化の視点から県民の長き歩みとその時代を回想、平和を守り未来へと向かう力の源泉を探る。