「みんゆうゼロカーボン宣言」 情報発信、CO2削減を推進

 

 福島民友新聞社は1日、県が掲げる脱炭素社会の実現に向けて「みんゆうゼロカーボン宣言」をします。新聞社として、環境関連の情報を発信し、社会の意識向上と啓発につなげます。事業者としては、二酸化炭素(CO2)の排出量削減に取り組み、地球温暖化に対する社会的責任を果たしていきます。

 県の「見える化ツール」から本社の電気、水道、燃料などのCO2排出量を把握し、2050年に温室効果ガス排出量を実質ゼロにする県のロードマップ(工程表)の削減目標値を参考に「年平均5%」のCO2排出量削減を目標としました。

 すでに本社の照明器具の発光ダイオード(LED)化をはじめ、社内文書のペーパーレス化、クールビズの推進などに取り組んでいます。6月に設立された県のふくしまカーボンニュートラル実現会議の構成団体として、「ふくしまゼロカーボン宣言」事業にも参加しました。

 持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた国連の「SDGメディアコンパクト」や、環境省の「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動(デコ活)」にも加わり、歩みを進めます。