国分太一さん「恩返しの場」 5月3日からトキオバ2周年イベント

 
「2歳」を迎えるトキオバへの思いを語る国分さん

 人気グループ「TOKIO」が福島県西郷村小田倉を拠点に進めているプロジェクト「TOKIO―BA(トキオバ)」は5日、始動から2周年を迎える。3~5日はトキオバを一般開放し、「2歳」のバースデーイベントを開く。メンバーの国分太一さんは30日、現地を訪れ、報道陣にイベントの見どころを紹介しながら「今年のテーマは『遊べる場』。福島、そして全国からたくさんの人に遊びに来てほしい」と呼びかけた。

 国分さんはトキオバを見渡し「最初ここには何もなかった。よくここまで来ることができた」と感慨深げに話し、「僕はずっとエンターテインメントの世界で人を喜ばせることを考えてきた。トキオバは自然が舞台。もう一つ喜ばせたいという思いでやってきた」とこれまでを振り返った。

 今回のイベントでは新エリアが登場する。「新エリアの一つは森の中を航海するイメージ。風の音や揺れる木の音、鳥の鳴き声を聴きながら想像力を膨らませてほしい」と話した。

 本県との関わりについては「番組を通して出会ったじいちゃん、ばあちゃんから技術や生きるための力をたくさん教わった。僕らが福島から学んだことを後世に伝えていきたい。トキオバはその恩返しの場所」と言葉に力を込めた。

 3日はメンバーの城島茂さん、4、5の両日には国分さんが来場する予定。5日には国分さんがトキオバの"ミライ"について語るという。「少し話しちゃうけど、泊まれる場所やバーベキューができる場所があったらいいな」と将来の構想の一端を明かした。

 最終日5日は気球も

 イベントは「重機であそぼう」「つなひき大会」「じゃんけん列車」のほか、5日には気球を飛ばす予定。開園時間は3、4の両日が午前10時~午後4時(最終入場受け付けは同3時)。駐車場は午前9時オープン。5日は午前7時~午後4時(最終入場受け付けは同3時)。駐車場は午前6時半オープン。入場料1人当たり500円。