国分太一さん「未来図」描く トキオバ2周年「みんなと一緒に」

 
トキオバの未来図の前で「温泉やキャンプ場などを造っていきたい」と語る国分さん

 人気グループ「TOKIO(トキオ)」が西郷村小田倉に構える活動拠点「TOKIO―BA(トキオバ)」は5日、オープンから2年を迎えた。現地を訪れたTOKIOの国分太一さんが、キャンプ場の運営や温泉発掘などの構想を明かし「すてきなアイデアを形にしていきたい。成長過程を楽しんでほしい」とトキオバの未来について語った。

 同日は、現地でトキオバ「2歳」のバースデーイベントが開かれた。国分さんは大勢の来場者を前に、自身が思い描くトキオバの未来を描いたイメージ図をお披露目。「キャンプ場を運営したり、温泉を掘ったりしたい。できるかどうか分からないけど、みんなと一緒につくっていきたい」などと語った。

 未来図の発表後、国分さんは報道陣の取材に「福島の人に多くのことを教わった。それを還元したい」と話した。現状の未来図の進捗(しんちょく)具合は10%といい「ものづくりは時間がかかる。開拓の楽しさを感じてもらえれば」と語った。

 トキオバは広さ約8ヘクタールで、現在も各エリアの整備を進めている。イベントではワークショップやトラクターツアーなど多彩な催しが繰り広げられ、多くの家族連れらでにぎわった。仙台市から訪れた小学1年生の氏家想良斗(そらと)さん(6)は「国分さんやTOKIOのメンバーと一緒にトキオバで家を造ってみたい」と笑顔を見せた。