なりすまし詐欺...年に2回被害防ぐ 美里・セブン店長にマイスター

 
松本署長(左)から認定証などを受けた折笠店長(中央)。右は阿部所長

 福島県警は15日、「なりすまし詐欺」の被害を1年間に2回防止したとして、会津美里町のセブン―イレブン会津美里安田前店の折笠照美店長を「なりすまし詐欺未然防止マイスター」に認定した。会津若松署は同日、詐欺被害の未然防止功労として折笠店長に署長感謝状を贈った。

 同署会津美里分庁舎などによると、1月22日、来店した30代男性が高額な電子マネーの購入を申し出た。男性に使途を聞いても要領を得ないことなどから詐欺を疑い、折笠店長が男性を説得したり、警察に通報したりして被害を防いだ。

 認定証の授与と署長感謝状の贈呈は同分庁舎で行われた。松本圭人署長が認定証と記念品、感謝状を折笠店長に手渡した。折笠店長は「お客さまの財産を守り、安心安全な街づくりに貢献できて良かった」と話した。阿部由起夫同分庁舎所長が同席した。