「伊達、喜多方市長選」21日告示 伊達は最多6人の選挙戦か

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 任期満了に伴う伊達市長選が21日、告示される。いずれも無所属で、4選を目指す現職の仁志田昇司氏(73)=3期、新人で元県北農林事務所長の須田博行氏(59)、元市議の高橋一由氏(65)、元県議の遠藤保二氏(69)、市議の橘典雄氏(68)、農業の佐藤易広氏(76)が立候補を予定しており、過去最多の6人による選挙戦となる見通しだ。

 仁志田氏は「健幸都市」の推進や相馬福島道路の開通に合わせた地域活性化策を訴える。須田氏は農業を中心に据えた市の発展を掲げており、行政経験を前面に出し知名度の向上に努める。高橋氏は市内の全面除染や堂ノ内地区に出店が計画されている大型商業施設の誘致実現を主張する。

 また遠藤氏は子育て支援の強化や企業誘致の推進など人口減少対策を掲げ支持拡大を図る。橘氏は風評払拭(ふっしょく)に向けた市内の全面除染や農業、地元企業の振興を掲げる。佐藤氏は看護師と介護士の養成機関の設置、市内の道路の拡張や農業振興を訴える。

 喜多方は新人2人争い濃厚

 任期満了に伴う喜多方市長選は21日告示される。いずれも無所属の新人で、元県議の遠藤忠一氏(69)と元市建設部長の菅野康裕氏(62)が立候補を予定しており、2人の一騎打ちが確実な情勢だ。

 市では深刻化する人口減少への対策が最重要課題となっており、子育て支援や雇用確保など市民が求める政策を打ち出せるかどうかが鍵を握る。市を支える観光業の振興策も注目される。

 遠藤氏は県議を6期務めた実績や国、県との幅広い人脈を強調。子どもの屋内遊び場などを含む複合施設の整備や学校給食の負担軽減、復興政策を活用した企業誘致などを訴える。

 菅野氏は市幹部や会社役員を務めた豊富な経験をアピール。待機児童の完全解消や大手企業が注目する有機素材「バイオプラスチック」の原料となる植物の栽培促進などを主張する。