現職・桜井氏「古里の誇り取り戻す闘いは続く」 南相馬市長選

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支持者にあいさつする桜井さん=21日午後8時17分、南相馬市原町区の選挙事務所

 「負けはしたが、震災と原発事故に負けないという気持ちを結集していただいた」。現職の桜井勝延さん(62)は午後8時すぎ、選挙事務所に集まった支持者と選対関係者を前に深々と頭を下げ、静かに敗戦の弁を述べた。

 桜井さんは震災直後からインターネットで震災と原発事故による市の現状を動画配信するなど世界に支援を求め、米誌タイムの「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。「脱原発をめざす首長会議」の世話人も務めるなど、脱原発の旗振り役も担い、復興に取り組んできた。

 市政継続はかなわなかったが、桜井さんは「古里を立て直し、誇りを取り戻す闘いは続く。これからも皆さんと一緒に闘い続けていきたい」と前を向いた。