「喜多方市長選」告示 新人同士が一騎打ち、人口減少政策焦点

 

 任期満了に伴う喜多方市長選が21日告示され、届け出順にいずれも無所属の新人で、元市部長の菅野康裕氏(62)、元県議の遠藤忠一氏(70)が立候補した。両候補は選挙事務所で第一声を上げ、28日の投開票に向け7日間の選挙戦に入った。

 市の最重要課題は人口減少。子育てや働く場の確保などで市民が求める政策を打ち出せるかが焦点だ。

 菅野候補は市建設部長や会社役員など幅広い経験、遠藤候補は県議会議長などで培った人脈を強調する。

 両候補とも子どもの遊び場や老朽化した公共施設を集約した複合施設の整備を目玉事業の一つに掲げる。