生徒が選挙の仕組み学ぶ 福島・橘高で模擬選挙・未来の知事選

 
投票箱に1票を投じる生徒たち

 県選管は16日、福島市の橘高で模擬選挙「未来の知事選」を行い、生徒が選挙の仕組みを学んだ。

 政治や選挙への関心を高めようと実施。2、3年生約630人が参加した。生徒たちは授業や自宅学習で選挙公報の読み比べなどの事前学習を実施。この日は候補者役の福島大生3人の政見放送を確認した後、実際の選挙と同様の手順で1票を投じた。

 初めて投票を体験した女子生徒(16)は「政見放送と候補者アンケートを見比べて、身近な政策を掲げている候補者に投票した」と話していた。

 高校での「未来の知事選」は本年度初の実施。昨年度44校が実施、約8000人の生徒が模擬選挙を体験した。