若松に古川氏、須賀川・岩瀬に丸本氏擁立 県議選で共産県委員会

 

 11月19日の任期満了に伴う県議選で、共産党県委員会は22日、2次公認候補として新人2人を擁立すると発表した。

 会津若松市選挙区(定数4)に党会津地区副委員長の古川芳憲氏(68)、須賀川市・岩瀬郡選挙区(定数3)に須賀川市議の丸本由美子氏(56)=が立候補する。

 党県委員会は県議会の6常任委員会全てに委員を送り出すのに必要な6議席以上の獲得を目標に掲げ、1次公認候補の5人を含め計7人を擁立する。

 町田和史委員長は県庁で開いた記者会見で「ほかにも当選の可能性がある選挙区で擁立を目指す」と述べた。

 古川氏は磐梯町出身。福島大大学院修了。小中学校教員を2011(平成23)年3月に退職し、党県委員を務めている。古川氏は「会津に光を、子どもたちに希望をもたらせるようにしたい」と話した。

 丸本氏は大阪府出身。横浜女子短大卒。保育士を経て1999年4月の須賀川市議選で初当選し、現在5期目。丸本氏は「女性の立場で教育や福祉、少子高齢化などの問題解決に取り組みたい」と抱負を語った。