白河市長選告示まで1週間 現新2人の選挙戦か

 
国井明子氏(写真左)鈴木和夫氏

 任期満了に伴い7月2日告示、同9日投開票で行われる白河市長選は、25日で告示まで1週間となった。これまでにいずれも無所属で、現職の鈴木和夫氏(73)=4期=と新人の元大信村議国井明子氏(79)が立候補を表明しており、4年前の前回と同じ顔触れによる選挙戦となる公算が大きい。

 白河市では2022年4月に表郷、大信両地区が過疎指定を受け、人口減少対策が課題となっており、今後4年間の市政運営にどのような選択肢を提示するのかが争点となる。

 鈴木氏は産業振興や子育て支援の拡充などを進めてきた4期16年の実績を強調し、市政継続を訴える。

 国井氏は市政刷新を掲げ、「箱もの行政」の脱却と学校教育の充実を目指す施策を示している。

 1日現在の有権者数は4万9748人(男性2万4778人、女性2万4970人)。

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 任期満了に伴う白河市議選も同日程で行われる。定数24に対し現職22人、元職2人、新人6人の計30人が立候補に向けて準備しており、選挙戦となる見通し。