三春町は６日、国指定天然記念物「三春滝桜」の開花を宣言した。観測史上最速だった昨年より１０日遅く、今年の開花は例年並みとなった。

　坂本浩之町長とみはる観光協会の渡辺宏二会長が現地を訪れ、開花を確認した。坂本町長は「桜の頂上を中心に開花が確認できた。ゆっくりとご覧いただきたい」とあいさつした。

　町によると、満開は１０、１１日ごろとなる見込み。７日から葉桜までの期間、観桜料５００円（中学生以下無料）が必要となる。同日から夜間ライトアップ（午後６時～同９時）を行う。