鶴ケ城公園の桜開花 例年より2日遅く

 
基準木の前で開花を宣言する室井市長

 会津若松市は9日、鶴ケ城公園で桜の開花を宣言した。市によると、開花から1週間で満開になるとされており、12~19日に見頃の見通し。

 同公園では約千本の桜の木が並ぶ。市は会津若松観光ビューロー前の基準木が5、6輪咲いたのを確認し、開花を宣言している。今年の開花は例年より2日遅い。市の記録に残る1954年以降、観測史上最も早かった昨年より11日遅かった。

 開花宣言した室井照平市長は「さまざまな種類の桜があるので、足を運び花見を楽しんでほしい」と来園を呼びかけた。同公園では、5月6日まで桜のライトアップを行っている。点灯時間は日没~午後9時半(開花時期以降は同9時)。