「参院選」自公は改選過半数確保 改憲勢力3分の2を割り込む
第25回参院選は21日、投開票された。安倍政権下での憲法改正に前向きな「改憲勢力」は85議席に達せず、非改選79議席と合わせて3分の2(164議席)を割り込んだ。自民、公明両党は目標とした改選過半数の63議席を上回ったが、自民党は改選議席より減らした。公明党は伸ばした。立憲民主党は倍近くに増やした。国民民主党は改選議席に届かなかった。共産党は議席を増やせず、日本維新の会は伸長。政治団体「れいわ新選組」は議席を獲得した。
改憲勢力には自公両党と維新、改憲容認の諸派、無所属が含まれる。改憲案の国会発議には衆参両院で3分の2以上の賛成が必要。立民などの野党は、改憲勢力3分の2議席阻止を訴えてきた。
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