「とっさに体が動いた」 初期消火で人命救助、樋口さんに感謝状
福島市消防本部は18日、初期消火などを行って人命を救助したとして、同市の会社員樋口照周(としのり)さん(45)に感謝状を贈った。
同消防本部によると、2月25日午後5時ごろ、同市御山の共同住宅の一室で火災が発生。住民の女性が「火事です。逃げてください」と付近に住む樋口さんらに知らせた。樋口さんは現場へ向かい、火元のガス栓にフライパンを使って水をかけて消火した。その後、ガス漏れによる二次被害を防ぐため、部屋のブレーカーを落とし「ガスが出ているので離れて」と周辺住民に避難を呼びかけた。火災によるけが人はいなかった。
表彰式は同消防本部で行われ、七島真司消防長が樋口さんに感謝状を手渡した。樋口さんは「とっさに体が動いた。地域防災の大切さを広めたい」と話した。
七島消防長は「初期消火が遅れていたら、延焼していた。火災が発生した際は大声で周りに知らせることで連携が生まれ、被害を抑えられる」と感謝した。
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