「期日前投票」12万7632人 13日現在、福島県議選

 

 県選管は14日、県議選の期日前投票の投票者数が13日現在、12万7632人となり、2011(平成23)年の前回同期(投票日2日前)比で1万1399人(約1.1倍)増加したと発表した。

 投票が行われている11選挙区の有権者数に対する、期日前投票者の割合は10.21%。11選挙区のうち、前回無投票だった2選挙区を除く9選挙区全てで前回同期を上回っている。県選管は「有権者への浸透が進んでいる」とみる。

 選挙区別で投票者数が最も多いのは郡山市の2万6390人(前回同期比32%増)で、いわき市2万5668人(同35%増)、福島市2万5320人(同36%増)、伊達市・伊達郡8796人(同27%増)、会津若松市8001人(同37%増)と続いた。

 市町村別で、前回同期比の増加率が最も高かったのは平田村の138%増で、467人。

 前回は、投票日2日前で有権者の8.11%に当たる11万6233人が投票。最終的には当日有権者の10.80%に当たる15万4817人が投票した。

 投票者数、4市で大幅増

 県議選の期日前投票は14日終了した。福島民友新聞社の調べでは、主な市の同日までの投票者数は、郡山市が3万3091人(前回比7598人増)、いわき市が3万2264人(同8262人増)、福島市が3万1848人(同7175人増)、会津若松市が1万287人(同2382人増)といずれも前回を大きく上回った。また、白河、伊達、田村、二本松の各市も前回より多かった。