自民、福島県会半数29人に 高宮、矢島、坂本氏も公認

 

 福島市で16日に開かれた自民党県連の役員会では、県議選にいずれも無所属で当選した、二本松市選挙区の新人高宮光敏氏(44)=自民推薦、本宮市・安達郡選挙区の現職矢島義謙氏(66)、いわき市選挙区の新人坂本竜太郎氏(35)の追加公認を決定した。党公認の当選者は29人となり、定数58に対し半数となった。

 県連によると、すでに推薦を受けていた高宮氏のほか、党籍を持つ矢島、坂本両氏から追加公認の依頼があった。役員会では、坂本氏について、いわき総支部での手続きを経た上で、ほかの2人と一緒に追加公認することを承認。その後、杉山純一県連幹事長の一任となり、決定した。

 現有28議席から2議席減らしたが、杉山幹事長は「(追加公認の3人が入れば)改選前より1人増になる。過半数を目指した選挙でそれに近づいた」との認識を示した。