新人・藤原氏が立候補の意思 川俣町長選、選挙戦が濃厚に

 

 病気療養に専念するため古川道郎町長(72)が2月6日付で辞職することに伴い同21日告示、同26日投票で行われる川俣町長選で、新人で元町収入役の藤原一二(いちじ)氏(70)が立候補の意思を固めたことが26日、関係者への取材で分かった。

 同町長選を巡っては、新人で不動産業の半沢清義氏(73)が立候補を表明しており、選挙戦が濃厚となった。

 関係者によると、藤原氏は医療福祉サービスの充実をはじめ、人口減少対策、事業を精査した上での現町政の継続などに取り組むため立候補の意思を固めたとみられる。

 藤原氏は川俣町出身。法大法学部通信教育課程卒。現在は養護老人ホームの施設長を務めている。1999(平成11)~2003年に収入役を務めた。町職員として議会事務局長、都市整備課長、企画財政課長などを歴任した。