「田村市長選」2日告示 現・新2氏、初の選挙戦確実な情勢

 

 任期満了に伴う田村市長選は2日、告示される。いずれも無所属で4選を目指す現職の冨塚宥暻氏(71)、新人で前県議の本田仁一氏(54)が立候補を予定。2005(平成17)年3月の町村合併に伴った市誕生以降、初の選挙戦となるのが確実な情勢だ。投票日は9日。

 合併の効果や東日本大震災、東京電力福島第1原発事故からの復興施策を検証し、市の未来像を市民にどのように示すかが焦点となる。

 冨塚氏は3期12年の実績を強調、協働のまちづくりを掲げて支持を求める。本田氏は県議の実績を踏まえ、人口減対策を示しながら市政刷新を訴える。

 市長選と同日選で、市議補選(欠員1)が行われる。3月2日現在の有権者数は3万2714人(男性1万5994人、女性1万6720人)。