新人・遠藤氏が立候補表明 大玉村長選、24年ぶり選挙戦へ

 

 任期満了に伴い7月25日告示、同30日投票で行われる大玉村長選で、新人で前村議の遠藤勇雄氏(61)が3日、立候補を表明した。同村長選を巡っては現職の押山利一氏(67)=1期=が立候補を表明しており24年ぶりの選挙戦が濃厚になった。

 遠藤氏は福島民友新聞社の取材に「村民に寄り添い、道路除染の早期完了、保育所の待機児童解消など喫緊の課題に取り組み、誰もが住んでみたくなる村づくりを推進したい」と決意を語った。

 遠藤氏は大玉村出身。慶大法学部通信教育課程卒。村総務部長などを歴任して退職後、2015(平成27)年の村議選で初当選した。

 同村の有権者数は3月2日現在、7109人(男性3497人、女性3612人)。

 遠藤氏の辞職願受理

 遠藤氏は立候補表明に先立ち3月31日、遠藤義夫村議会議長に議員辞職願を提出、同日付で受理された。村長選と同日程で村議補選(欠員1)も行われる。