「福島市長選」告示まで1カ月 現・新4氏の『選挙戦』見通し

 

 任期満了に伴い11月12日告示、同19日投開票で行われる福島市長選の告示まで12日で1カ月となった。

 これまでに、いずれも無所属で現職の小林香氏(58)、前復興庁福島復興局長の木幡浩氏(56)、元県議の桜田葉子氏(60)、幼児園長の法井太閤氏(72)の4氏が立候補を表明しており、2005(平成17)年11月の市長選以来、4人による選挙戦となる見通しだ。

 再選を目指す小林氏は中核市移行など1期目の実績と市政の継続を訴え、後援会中心に支持拡大を図る。

 木幡氏は総務官僚として岡山県副知事などを務めた行政経験を前面に、知名度向上に努めている。

 桜田氏は県議4期を務めた実績に加え、地元福島市出身を強調しながら、初の女性市長を目指す。

 法井氏は子育て世帯への支援金支給など同市の子育て環境改善を掲げ、市民に支持を訴えている。

 同市の9日現在の有権者数は23万8923人(男性11万5492人、女性12万3431人)。