【町村長選・会津】 南会津町、金山町、昭和村

 

 現・新3人の選挙戦濃厚

 【南会津町】任期満了は4月29日。これまで現職の大宅宗吉氏(68)=2期=と新人で前町総務課長の湯田文則氏(61)、元職の湯田芳博氏(67)の3氏が立候補を表明している。このほかに立候補に向けた動きはなく、3氏による選挙戦となる公算が大きい。当初は現職と新人の一騎打ちとみられていたが、昨年12月18日に元職が立候補を表明したことで支持動向は複雑化している。支持獲得を巡り、今月早々にも各陣営の前哨戦が本格化しそうだ。

 前回は三つどもえ、長谷川氏動向注目

 【金山町】任期満了は10月21日。現職の長谷川盛雄氏(72)=1期=は現時点で進退を明らかにしていない。2014(平成26)年の前回は、55年ぶりに三つどもえとなった選挙戦で現職、新人を破り初当選した。ほかに立候補への目立った動きはない。

 3期目の現職・馬場氏、進退表明これから

 【昭和村】任期満了は4月28日。現職の馬場孝允氏(74)=3期=は現時点で進退を明らかにしていない。2014(平成26)年の前回は、1994年以来20年ぶりとなった選挙戦で新人候補を破り3選を果たした。ほかに立候補への目立った動きはない。