参院選候補、8月選定へ 国民民主党福島県連「野党連携も模索」

 

 来年夏の参院選を巡り、国民民主党県連代表の増子輝彦参院議員は16日、福島選挙区(改選数1)の候補者を早ければ8月中旬にも選定する考えを示した。国政報告などで福島民友新聞社を訪れた増子氏は「できれば、参院選まで1年前となるお盆前後には候補者を選定したい」と語った。

 5月の同党県連発足後、県連トップが参院選の候補者選定時期を示したのは初めて。増子氏は同党幹事長代行も務めており、「全国の1人区を中心に、できるだけ多くの候補者を擁立したい。野党連携についても模索していく」と述べた。

 改選数が2から1に減って初めての選挙戦となった2013(平成25)年7月の参院選では現新6人が立候補。自民党現職の森雅子氏が旧民主党現職の金子恵美氏らを破り、再選を果たした経緯がある。