無所属新人・荒秀一氏が初当選 福島県議補選相馬・新地選挙区

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 県議補選相馬市・新地町選挙区(欠員1)は9日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元相馬市議荒秀一氏(67)が、自民新人の元相馬市議門馬優子氏(47)との一騎打ちを3447票差で制し、初当選を果たした。任期は選挙会で当選が確定する11日から前職の残任期間となる2019年11月19日まで。

 前職の死去に伴う選挙戦で、荒氏は市議5期の政治経験を強調、県や市、町が一体となった行政運営の実現、農業・漁業の再生などを訴え支持を集めた。

 投票率は51.65%で、15年の県議選を14.49ポイント下回った。当日有権者数は3万6067人(男性1万7760人、女性1万8307人)。

 当選証書付与式は11日、相馬市役所で行われる。

 実績と知名度で優位

 無所属新人の荒秀一氏が市議5期の実績や知名度で優位に立ち、初当選を果たした。

 自民が長年守ってきた議席を巡り、自民、無所属の両候補が争う構図となった選挙戦。自民にとっては、地元政財界をはじめ農業、漁業関係者など保守系支持層が多いとみられた地盤で議席を落とす厳しい結果となり、来年の県議選を見据え課題を残した。

 荒氏は同じ会派だった市議や当選後に合流予定の県議会会派県民連合の県議、国会議員の支援を受け、反自民票や無党派層の取り込みを図った。中盤以降は自身が代表の政治団体「相馬と新地の未来をみんなで創る会」と連携し動きを強めた。

 門馬優子氏は自民に加え、公明の推薦を得るなど組織力を生かした選挙戦を展開。若さと女性目線をアピールしたが及ばなかった。

◇県議補選開票結果 (選管最終、敬称略) 
当10,917 荒  秀一 67 無新
  7,470 門馬 優子 47 自新