塩田石川町長が初登庁「日本一のふるさとづくり」 石川町長選

 
花束を受ける塩田氏(左)

 任期満了に伴う石川町長選で初当選した塩田金次郎氏(70)は10日、初登庁した。

 塩田氏は町役場前で職員らから出迎えられ、花束を受けた。就任式では職員を前に「過疎化にストップをかけ、人口増加に向けてありとあらゆる分野で政策を繰り出し、町民力を結集し日本一のふるさとづくりを目指そう」とあいさつした。任期は同日から4年。

 塩田石川町長が就任会見

 10日に就任した石川町の塩田町長は同日、町役場で記者会見し、「町民の生の声を聞き、町政に反映する」取り組みとして、10月にも「町民との面会の日」を開始する考えを明らかにした。

 公約に掲げた入院治療などができる病院の誘致については「検討委員会をつくり、手法などを検討し方向付けをしていく」と説明。夜間診療などに対応し、介護も可能な地域密着型の総合医療施設を想定して協議する考えを示した。

 また、9日付で前任者が辞職し空席となった副町長、教育長については9月議会への提案を目指すとした。

 会見に先立ち、塩田町長は職員に訓示し「官民一体で行財政改革を断行し、問題を解決できる役所を目指そう」と述べた