「福島県知事選」28日投開票 現・新4候補...有権者の判断待つ

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 任期満了に伴う知事選は28日、投開票が行われる。現職の内堀雅雄候補(54)=福島市、新人で自営業の金山屯候補(78)=白河市、新人でIT会社経営の高橋翔候補(30)=葛尾村、新人で共産党県委員長の町田和史候補(42)=共産推薦、福島市=の無所属4人が立候補。現県政の評価や復興の針路などを争点に各地で支持を訴えた17日間の論戦を締めくくり、有権者の判断を待つ。投票は午前7時から県内1256カ所(埼玉県加須市を含む)で行われ、即日開票される。開票終了は29日午前0時ごろの見通し。

 内堀候補は自民、公明、立憲民主、国民民主、社民各党や連合福島、無所属県議の支援、県農業者政治連盟や県町村会などの団体の推薦を受けて組織戦を展開。陣営は「相乗り」による緩みを危惧し、前回を10万票上回る60万票を得票目標に設定。施策の継続、発展の先に復興、地方創生の実現があると訴えた。

 町田候補は共産党の推薦を受け、党県委員会や県労連などで構成する「新しい県政をつくる会」が支援し、各地で草の根運動を繰り広げた。内堀候補との対決姿勢を鮮明に、安倍政権との対峙(たいじ)や福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の見直し、原発事故による処理水の海洋放出反対などを主張した。

 金山候補は鉄道で移動しながら、各地で「郡山市への県庁移転」など独自政策を繰り返し訴えた。

 高橋候補は動画配信や遊説を通して、ベンチャー起業家支援や子育て教育環境の改善などを強調した。

 新人3候補の立候補表明が告示直前だったこともあって政策論争は深まらず、選挙ムードは低調に推移。期日前投票は26日までの投票者数が前回同期比を上回っているものの、陣営関係者からは投票率低下を懸念する声が聞かれる。

 また「18歳選挙権」が導入されて初めての知事選で、若者の政治参加の意識、投票行動の行方も注目される。

 18日現在の有権者数は161万4244人(男性78万6409人、女性82万7835人)。

 【略歴・政見】福島県知事選「現新4候補」 投開票・10月28日

 【福島県知事選】「開票終了予定時刻」「投票所開設時間」一覧