県選管が６日発表した県議選の期日前投票の状況によると、５日現在で有権者の５．１１％に当たる６万１６８７人が投票し、４年前の前回同期と比べて４６１２人（８．０８％）増えた。前回無投票だった３選挙区を除き、７選挙区全てで投票者数が増えた。

　台風１９号で被害が拡大した郡山、いわき両市は、初日の投票者数が前回と比べて大幅に減っていたが、その後の４日間で前回実績を上回った。

　選挙が行われているのは１０選挙区２８市町村（前回１１選挙区２８市町村）。県選管は「制度の周知が進み、当日の投票から期日前投票への移行が進んでいるのではないか」と分析している。

　市町村別で投票者数が最も多いのは福島市で１万４５０６人（前回同期比１１．３４％増）。郡山市１万３７４３人（同５．６９％増）、いわき市１万２２４７人（同１．９８％増）と続いた。

　不在者投票は２０３人

　県選管は５日現在の不在者投票者数も発表した。４９８５人に投票用紙を交付し、２０３人が投票した。