自民が過半数「31議席」 福島県議選、全58議席が確定
第19回県議選(定数58)は10日、無投票の9選挙区(15人)を除く10選挙区で投票が行われ、即日開票の結果、現職35人、新人8人の計43人の当選が決まった。
無投票当選を加えた党派別議席数で、最大会派の自民が改選前から二つ上積みする31議席を獲得、焦点だった単独過半数を上回った。
国民民主は1減の10議席で、共産は5議席。公明が1増の4議席。ほかの獲得議席数は立憲民主2、社民1、無所属5。国民民主、立憲民主、社民、無所属議員でつくる県民連合は18議席で第2会派を維持した。
投票率は41.68%で4年前の前回の46.67%を4.99ポイント下回り、過去最低を更新。
台風19号の影響が続いたほか、立候補者数が過去最少の75人にとどまり、論戦が深まらなかった。