議長に西山氏、幹事長に矢吹氏か 自民党県連、20日に内定予定

 

 県議選終了を受け自民党県連は13日、任期満了に伴う役員改選に向けた調整に入った。役員人事と連動する県議会人事は、議長候補に現幹事長で当選5回の西山尚利氏(58)=福島市=が有力視されている。後任の幹事長は現政調会長で当選4回の矢吹貢一氏(68)=いわき市=を軸に調整が進む見通しだ。

 西山氏は幹事長として5回の選挙で陣頭指揮を執った実績などから、議長候補に推す声が上がっている。正副議長は自民が引き続き独占する可能性が高く、副議長候補の人選も進める見通し。矢吹氏は政策立案能力に定評があり、県政課題の解決に向けて手腕が期待されている。

 20日に福島市で議員全員協議会を開き、新役員を内定する予定。総務会長、政調会長など他の役員人事と議会人事は新幹事長に一任される見通しだ。