現新2氏、地域活性化争点に選挙戦展開 矢吹町長選・終盤情勢

 

 任期満了に伴う矢吹町長選は、24日の投開票に向けて終盤戦に入った。届け出順にともに無所属で、現職の蛭田泰昭候補(65)と新人で元兵庫県議の会社役員小西彦治候補(52)が、地域活性化に向けた取り組みを争点に選挙戦を展開している。

 蛭田候補はデジタルを生かしたまちづくりや子育て支援・高齢者福祉の充実、交通インフラの整備などを掲げる。町内全域を遊説、各世代への支持浸透を図る。

 小西候補は若者や子育て世代の支援などに取り組む考えを示している。街頭演説などの活動は行わず、ポスターなどを通して支持を呼びかける。

 投票率について、蛭田陣営は前回の63.33%と同水準の60%台を目標にしている。小西陣営は大幅に低下すると見込んでいる。