「ペップキッズこおりやま」入館300万人突破 屋内遊び場、節目祝う
福島県郡山市の屋内遊び場「ペップキッズこおりやま」の入館者が300万人を超えた。24日、同所で記念セレモニーが行われ、関係者や子どもたちが節目を祝い合った。
品川萬里市長、大高善興ヨークベニマル会長、施設を運営する認定NPO法人郡山ペップ子育てネットワークの菊池信太郎理事長が12年間の歩みを振り返りながらあいさつし、訪れた親子に「プレイリーダーと元気に遊んでほしい」などと呼びかけた。佐藤政喜市議会議長が祝辞を述べた後、関係者と代表の子どもたちがくす玉を割った。
施設は東日本大震災、東京電力福島第1原発事故に伴い、屋外で遊ぶことができなかった子どもたちの健康を守ろうと、ヨークベニマル(郡山市)の協力で2011年12月に開館。「遊び・学び・育つ」をコンセプトに、さまざまな遊具や砂場、サーキットなどがそろっている。子どもたちの遊びを支援するプレイリーダーが常駐している。
今回、施設全体の約半分の面積の床マットを修繕したほか、サーキットの木製フェンスや築山などを一部刷新した。子どもたちは、リニューアルした施設で元気いっぱいに遊んだ。
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