福島県勢・男子トップは蛭田3位 いわきサンシャインマラソン

 
【フルマラソン男子】男子総合3位、県勢トップでゴールする蛭田雄大(中大)

 古里で初のフルマラソンに挑んだ蛭田雄大(中大4年)が沿道の声援を背に県勢トップの男子総合3位でゴールに飛び込んだ。

 途中まで優勝争いを繰り広げた蛭田だが、42.195キロという距離の壁にぶち当たった。「30キロあたりから疲れで足が止まった」。優勝争いからは脱落したものの走りきることに集中、3位を確保。「最低限の目標は達成できた」と蛭田は充実感をにじませた。

 大学時代、目標に掲げてきた箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝)に出場できなかった悔しさを胸に大会に臨んだ。「自分の名前を呼んで応援してくれる人がいて、力になった」とレースを振り返る。卒業後、東邦銀行に就職することが決まっている。同行に陸上競技部はあるが、蛭田は競技から離れるつもりだ。「また走る気持ちが湧いたら走りたい」と思いを語った。

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