学法石川3区・松山が3人抜き『日本人トップ』 全国高校駅伝

 

 多くの留学生が集まる3区で3人抜きの快走。日本人トップの区間4位となった松山和希(2年)は「気負いなく、自信を持って走れた。楽しかった」と笑顔で力走を振り返った。

 その走りは、松田和宏監督も「予想以上のがんばり」とこの日のMVPに挙げるほど。今年は春先から貧血やくるぶしの故障、腰痛などけがが相次ぎ、県大会や東北大会などほとんどの大会に出場すらできなかった。

 昨年の都大路は5区3位と好走しただけに、「周りに置いていかれる悔しさと焦りがあった」と語る松山。それでも「必ず追いつける」と信じ、自転車を使った練習などで少しずつ回復、復帰を果たすと、本番で見事な走りを見せた。

 来年に向け「6区を走った渡辺亮太(2年)と2人で、チームを引っ張り底上げしたい」と抱負を語った。

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