学石卒の山口(早大)、10キロ制す クロスカントリー日本選手権

 
シニア男子10キロで優勝した山口智規(早大2年)

 25日、福岡市で開かれた日本選手権クロスカントリーのシニア男子10キロで、今年の東京箱根間往復大学駅伝でエースが集う2区を走った山口智規(早大2年、学法石川高卒)が最後の競り合いを制して優勝した。

 終盤に仕掛けたスパートに反応したのは大学の先輩でもある井川龍人(旭化成)。懸命に逃げゴールに飛び込んだ山口は「譲れないなと。最後の直線がすごく楽しかった」とほほえんだ。

 トラック種目の5000メートルや1万メートルへ弾みをつけるため、調子が上がらない中でも今大会に出場した。「自信になるし、自分の弱点に向き合うことができた」と手応え十分に話した。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

いわきFC連勝、5位浮上 栃木に1-0逃げ切り、サッカーJ2