山田が女子総合5位、県勢トップ いわきサンシャインマラソン
いわき市で25日に開かれた第15回いわきサンシャインマラソンでは、日本陸連登録選手や市民ランナー約6300人が32部門で健脚を競った。フルマラソンの男子総合では宮川慎太郎(棚倉町駅伝チーム、東京都)が2時間18分5秒で大会記録を更新して初優勝。女子総合は本間未来(北村山陸協、山形県)が2時間41分38秒で2連覇を飾った。
「大事な大会」楽しく
「いわきの人たちの応援は温かい。楽しんで走ることができた」。3時間5分27秒のタイムで県勢トップの女子総合5位となった山田博美(会津若松市)は満面の笑みで振り返った。
いわきサンシャインマラソンは、フルマラソンを始めるきっかけとなった大事な大会だ。
それまで5キロしか経験してこなかったが、知人に誘われ第1回大会に出場し、魅力にとりつかれた。「走ると体がリフレッシュする。長い距離を走るのは楽しい」。その後、全国各地のフルマラソンに出場し、実力を伸ばした。
会津若松市教委に勤務する48歳。出勤前に約10キロ走り込み体力を維持してきた。「50歳になっても競技を続け、3時間を切りたい」。42.195キロを走り終えてもなお、明るい表情で次の目標を語った。