アカデミー福島、首位攻防敗れる なでしこリーグ2部

 
【JFAアカデミー福島―岡山湯郷ベル】敵陣ゴール前に迫るアカデミー福島の選手たち

 サッカー女子のなでしこリーグ2部のJFAアカデミー福島は第8節の3日、ホームのJヴィレッジスタジアムで岡山湯郷ベルと対戦し0―6で敗れた。通算成績は6勝2敗で、順位は12チーム中2位。

 次戦は第9節の6日、アウェーの小郡市陸上競技場(福岡県)で福岡J・アンクラスと戦う。午後1時開始予定。

 岡山 6―0 福島
 (2―0 4―0)

 大敗、成長の糧に

 リーグ2位の福島と首位岡山の直接対決。福島にとって勝てば首位返り咲きが懸かる一戦だったが、結果は0―6と大敗に終わった。主将のMF樋口梨花(ふたば未来高3年)は「相手の前がかりの守備や攻撃を押し返せず、立て続けに失点してしまった」と涙を流した。

 福島は主力選手が日本代表U―17にメンバー入りしたり、けがで欠場するなど、この試合へのマイナス要素が大きかった。

 試合は岡山ペースで進み、攻守で圧倒された。樋口は「課題をチーム全体で改善する」と成長を誓う。山口隆史監督は「敗戦の経験を成長の糧にしてほしい」と語った。

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