浮世絵の多彩な世界 美人画や風景画140点展示、福島県立博物館

 
さまざまなジャンルの浮世絵が並ぶ企画展

 さまざまな浮世絵を紹介する福島県立博物館の春の企画展「幕末明治の浮世絵百年―大江戸の賑わい―」は27日、会津若松市の同博物館で始まった。来場者が美人画や風景画など大小さまざまな浮世絵に見入っている。6月16日まで。

 国際浮世絵学会常任理事の中右瑛さんの監修で、中右さんのコレクション140点を展示している。歌川広重の美人画や葛飾北斎の風景画のほか、役者絵や相撲絵、外国の様子を描いた作品など多彩なジャンルの浮世絵が並んでいる。

 観覧料は大学生以上千円、高校生以下無料。観覧時間は午前9時半~午後5時(入場は同4時半まで)。月曜日休館(5月6日は開館、30日、5月7日休館)。問い合わせは同博物館(電話0242・28・6000)へ。