冷製夏野菜ごはん

 

 暑い日が続くと、いつものホカホカご飯も箸が進まなくなってしまったり...そんな時はいっそのこと冷たいご飯はいかが?8月は火を使わず簡単に、涼しげな「冷製夏野菜ごはん」で夏バテ気味の体をいたわりましょう。

 ◆材料(4人分)

・キュウリ.........1本
・赤玉ネギ.........1/2個
・ミニトマト.........10個
・青ジソ.........4枚
・ニンニク.........スライス約4枚分
・冷やごはん.........2合
・米酢.........小さじ2~
 (A)
  オリーブ油.........大さじ4~
  塩.........小さじ1~

 ◆作り方A

(1)玉ネギを粗みじん切りし、すぐに酢とあえる。
(2)キュウリ、トマト、青ジソは小さめにカット、ニンニクはみじん切りにする。
(3)(2)と(A)を(1)に加えて混ぜ、5分程度冷蔵庫へ。
(4)(3)に冷やごはんを加え、サックリ混ぜ合わせる。最後に味をお好みに調えたら完成!
 ※アボカドやパプリカなど他の野菜に変えてもおいしいし、ツナやゆで卵などの動物性たんぱく質を加えても、栄養バランスが良いですね。

 *はるか'sメモ*
 赤玉ネギはもちろん普通の玉ネギでもOK。酢とあえることで辛みを抑えることができます。
 ※辛みが強すぎる場合や匂いが気になる際は、流水にさらし絞ってからが効果的です。

 【 環ごはんコラム 】
 夏こそオリーブオイル!
 イタリア人はオリーブオイルを食べているから夏バテを知らないと聞いたことがあります。日本とは湿度など気候も違うため、それだけが理由ではないのでしょうが、私自身オリーブオイルを生活に取り入れるようになってから真夏でも調子が良く、あながち間違いではないような気がします。暑くて火を使う料理が大変なこの時期、かけるだけでも美味しく食べられるオリーブオイルを取り入れてみてはいかがでしょう?アレンジも加えてたっぷりお召し上がりください。
 しかしながら、日本で出回っているものは8割が偽物だと本で読んだことがあります。油は酸化と隣合わせ。表示に惑わされず良質なものを見つけてほしいと思います。

 Profile【 本田悠さん 】
 環(まる)-自然と伝統の日々ごはん-主宰。福島市出身・在住。野菜が大好きで、自然栽培野菜を扱うレストランや助産院などでの調理スタッフを経て、会津の朝倉玲子氏のアシスタントとしてイタリアの家庭料理を学ぶ。現在、料理教室や料理イベントを中心に活動中。「おいしく楽しく"お達者に"」食から考える自然と健康がテーマ。

2018年8月号・Me&You「ほんだはるかの『環(まる)』ごはん」より