注目急上昇!J1撃破「いわきFC」 凱旋の勇姿に熱い視線

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J1撃破から一夜明けてクラブハウスに凱旋したいわきFCの選手=いわきFCパーク

 サッカー天皇杯2回戦の札幌決戦でJ1クラブを撃破した本県代表のいわきFC(県社会人リーグ1部)は22日、チームが活動拠点とするいわき市に凱旋(がいせん)した。同日、チームを運営するいわきスポーツクラブにはチームの取材申し込みが相次ぎ、同クラブのスタッフは「試合前と比べて注目度が明らかに高まった」と、チームが掲げる「魂の息吹(いぶ)くフットボール」が全国に与えた衝撃の大きさを肌で感じている。

 J1北海道コンサドーレ札幌のゴールに5発を打ち込み快勝した熱戦は、多くのサポーターに歓喜をもたらした。その熱は一夜明けても冷めることなく、パブリックビューイングで試合の模様を生中継した同市のクラブハウス「いわきFCパーク」の飲食店には22日、開店前から30人以上が訪れ、店内で21日の熱戦を振り返った。来店者の多くは、新聞報道やインターネットニュースで試合結果を知り、同パークに足を運んだという。21日夜のインターネット検索サイトヤフーの「急上昇ワード」ランキングでは、「いわきFC」のワードが一時2位になった。

 一方、選手たちは22日午後1時30分すぎに同パークに到着。ゲームキャプテンを務めた久永翼選手(24)は「夜の試合だったので気持ちが高ぶって少し寝不足。実感はこれからかな」と淡々と話した。

 同パークで21日に行われたパブリックビューイングでは、250人の市民とともに清水敏男いわき市長も観戦し「いわきFC旋風が起きた。興奮が冷めやらない」と盛り上がった。田村雄三監督(34)は22日、「(パークに)250人が集まって応援してくれたことは本当にうれしい。応援が力になった。いわきにそういう応援してくれる場所、熱狂できる空間が広がってくれたらいい」と感謝した。

 同パークのいわきスポーツクラブと福島民友新聞社が共同運営するプロモーションコーナーには22日、「J1撃破」を伝える特大サイズの「スーパー号外」が張り出された。福島民友新聞社は、いわき市のJRいわき駅前などで号外を配布した。

 3回戦・清水戦は静岡で サッカー・天皇杯

 日本サッカー協会は22日、天皇杯全日本選手権3回戦(7月12日)の開始時間と試合会場を発表し、2回戦でJ1北海道コンサドーレ札幌を破った本県代表のいわきFCは午後7時からJ1清水エスパルスと静岡市のIAIスタジアム日本平で対戦することになった。