いわきの田村雄三監督は「選手の思いやパワー、サポーター声援が１得点につながった」と劇的な同点弾を振り返りながらも、苦戦した攻撃面について「もっと効率良く前進したかった」と課題を口にした。

　―試合の総括を。
　「敗れた開幕戦の後、選手には『連敗を避けよう』と話していた。その思いやサポーターの声援が最後の１得点につながった」

　―課題は。
　「ＣＫで相手の強みとするニアサイドから決められた。また退場してからは、もっと効率良く前進したかった。途中から布陣を『４・２・４』にしたが、もっと押し込みたかった」

　―次戦への意気込みを。
　「勝ち点を得て、肩の荷が一つ下りたと思う。ホームでの連戦になるので、環境を変えずに調整ができる。良い試合の終わり方をした。その雰囲気のままトレーニングを積んでいきたい」