花見山の春、楽しもう 福島で花回廊シーズン到来セレモニー

 
シーズン到来を祝い、風船を飛ばす児童ら

 福島県福島市は23日、市を代表する花の名所「花見山公園」で「ふくしま花回廊到来セレモニー」を行った。関係者が春の訪れを祝い、花の観光によるにぎわいを願った。

 木幡浩市長が「福島の春がやって来た。花、食、温泉を楽しみ、福島を満喫していただきたい」とあいさつ。木幡市長、花見山観光振興協議会の宮川千治会長、地元の渡利小児童が風船を飛ばし、観光客を迎えた。

 花見山では、サンシュユやハクバイ、マンサクが満開。現地ガイドのふくしま花案内人によると、今月末ごろにトウカイザクラが開花する見込みという。観光案内所花見山本部前には、物産ひろばが設けられ、菓子などが販売されている。

 花見山公園周辺では4月14日まで、交通規制が行われる。時間は午前7時~午後5時。あぶくま親水公園のマイカー臨時駐車場からシャトルバス、JR福島駅東口から臨時バスが運行している。環境整備協力金はマイカーが1人500円(小学生以上)、バイク1台500円、マイクロバス1台5千円、大型バス1台1万円。