安倍首相、福島県で参院選第一声 「復興に全力で取り組む」
安倍晋三首相(自民党総裁)は4日、参院選福島選挙区に立候補した党公認候補者の応援で来県し、福島、郡山両市で演説した。首相は6月末に大阪市で開かれた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に触れ「EU(欧州連合)の首脳と会談し、福島県の農産物と水産物の規制緩和を約束してもらった」と語った。
首相は政権奪還後、県産農林水産物に対する輸入規制緩和に取り組んできた結果「福島県の農産物の輸出は震災前より4割増えて過去最高になった。これからも強い外交力をもって規制撤廃に向けて全力を尽くし、福島の復興に全力で取り組む」と強調。第一声を放った福島市の果樹園では、県産モモを試食し「世界一」と笑顔を見せる一幕もあった。
- 「参院選」18・19歳投票率10ポイント減 選挙離れ浮き彫りに
- 森雅子氏「しっかりと復興実現」 福島県関係議員3人が初登院
- 代表空席...県議選後まで 国民福島県連、小熊・瓜生両代行運営
- 国民民主・増子輝彦氏、県連代表辞任へ 後任に小熊慎司氏推薦
- 水野さち子氏「今後は総合的判断」 参院選・福島選挙区で落選
- 森雅子氏に当選証書「国政の場で頑張る」 参院選・福島選挙区
- 【参院選・激戦の裏側】野党求心力低下 旧民進分裂...敗因の一つ
- 【データで見る参院選】森氏勝利「52市町村」 票伸ばす大票田
- 【データで見る参院選】女性からの支持に差 森氏勝利の要因に
- 【参院選・激戦の裏側】自民、野党共闘に雪辱 危機感で引き締め