参院選「期日前投票」スタート! 白河で初日最多の841人投票

 

 参院選の期日前投票が5日、始まった。県内13市の初日の投票者数は、市長選と市議選の投開票が7日に行われる白河市が2016(平成28)年の前回参院選に比べて661人増の841人で最多となった。

 一方、郡山市は769人(前回比595人減)、いわき市が443人(同306人減)、福島市が237人(同701人減)にとどまるなど、中核市は低調な滑り出しとなった。

 投開票日が公示日の直前に確定し、投票所入場券となるはがきの印刷や郵送が一部自治体で遅れていることが要因とみられる。

 県選管によると、はがきを持参しなくても、投票所で氏名や住所を伝えれば、投票ができる。自治体によっては身分証明書の提示が必要になるという。「はがきが届かないのでどうなっているかと思った」という福島市の自営業、男性(66)は5日、所用で訪れた同市役所で期日前投票を済ませ「入場券がなくても投票できることを知らない人が多いのでは」と話した。