「湯川村長選」終盤の情勢 2氏が激しい舌戦

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 任期満了に伴う湯川村長選は23日、投票まで残り2日間となり、12年ぶりの選挙戦は終盤に入った。届け出順にいずれも無所属で、新人の元村議三沢豊隆氏(65)、元職の小野敏文氏(77)が激しい舌戦を繰り広げている。

 三沢候補は今期限りで引退を表明した現職の大塚節雄氏(71)=3期=の後継指名を受け、村政の継承と発展を掲げる。会津の中心にある地の利を生かした農商工業の活性化や高齢者支援の充実、若者定住促進などの政策を訴え、支持拡大に向けた取り組みを強めている。

 小野候補は村長、村議会議長などかつて村の要職を務めた実績を踏まえ、12年のブランクを感じさせない精力的な選挙運動を展開している。基幹産業の農業のみならず工業化による雇用創出など、産業の多様化を政策の軸に未来を見据えた村政のかじ取りの必要性を訴える。

 前回の投票率は2003(平成15)年の91.54%だが、以降の国政選挙や村議選の投票率は下降しており、両陣営は投票率70~80%台を予想している。高齢化の進展や米価の下落、環太平洋連携協定(TPP)問題など村を取り巻く情勢が変化する中で、有権者に安心して暮らせる村の将来像を示せるかどうかが鍵になりそうだ。