現職が11議席を死守 川俣町議選、最多得票の当選は新人

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開票作業を進める町職員=15日、川俣町中央公民館

 定数12に対して現職14人、新人4人の18人が立候補する激戦となった川俣町議選。告示直前に立候補を表明した新人が最多得票の802票を獲得したが、現職が残り11議席を死守、確かな地盤を持つ現職の強さが際立った。15日投開票の町議選を振り返る。

 議員定数が4人削減された中での初めての戦い。当初は町民の注目を集め投票率が上がるとみた陣営もあったが、前回の69.89%を0.64ポイント下回った。町役場新庁舎の建設や復興公営住宅の建設など各種事業が動きだしており、復旧、復興に関わる明確な争点が見えてこなかったことが投票率低下の要因と考えられる。

 前回改選からの4年間、町議会では議長辞任の要求をめぐって臨時会が流会となるなど審議が停滞する事態も起きた。有権者からは「町発展に向けた本来の町議会が求められている」との声も聞かれる。新議員は、町民の厳しい視線を背負って任期を務めることになる。

 12人に当選証書付与

 川俣町議選の当選証書付与式は16日、町中央公民館で行われ、12人に当選証書が手渡された。任期は20日から4年。

 佐藤覚雄町選管委員長が一人一人に当選証書を手渡し「町民が夢と希望を持てる町づくりを期待している」とあいさつ、古川道郎町長が「震災からの復旧・復興は道半ば。一層の活躍を期待している」と祝辞を述べた。

 議会構成を決める臨時議会は25日に開かれる予定。