福島県議選へ現新5人擁立 共産党県委員会、1次公認候補発表

 

 共産党県委員会は22日、県庁で記者会見を開き、2019年11月19日の任期満了に伴う県議選の1次公認候補として現職4人、新人1人の計5人を擁立すると発表した。

 候補は現職の宮本しづえ氏(65)=福島市・2期、神山悦子氏(62)=郡山市・5期、宮川絵美子氏(71)=いわき市・3期、吉田英策氏(59)=同・1期=と新人の大橋沙織氏(26)=伊達市・伊達郡。大橋氏は来年の知事選と同日選で行われる県議補選にも出馬する。

 会見で久保田仁県委員長は「2019年は参院選もあり、政党間の力関係を変える絶好の機会。県議選では10議席の獲得を目指す」と述べ、さらに人選を進める考えを示した。

 宮本氏は「住民の要求に応えられる県政を目指す」、神山氏は「原発事故の収束と暮らしを守る政策に転換する」、宮川氏は「いわき市の医師不足を解消する」、吉田氏は「再生可能エネルギーを推進し、住民の生活を守る」、大橋氏は「若者が生き生きと働ける地域にする」と決意を語った。