現職・内堀氏、21日「出馬表明」 福島知事選、6月県議会冒頭

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 任期満了に伴う知事選への再選出馬が確実視されている現職の内堀雅雄氏(54)が、21日に行われる県議会6月定例会の冒頭で立候補を表明する見通しとなった。内堀氏はこれまで自身の後援会や主要団体などから出馬要請を受けたが、明言は控えてきた。天皇、皇后両陛下の本県訪問と全国植樹祭が無事終了したことなどを踏まえて判断したとみられる。

 内堀県政は復興・復旧事業が一定程度進んだ一方、避難地域の再生や風評対策など課題は山積している。本年度の県当初予算の編成では、人口減少や県民の健康対策関連予算を拡充するなど「ポスト復興」を強く意識しており、再選に向けて県民に現状への危機感を訴える見通しだ。

 今回の知事選に立候補を正式表明するのは内堀氏が初めて。県議会最大会派の自民党は4月の県連大会で内堀氏の再選出馬を強く意識した特別決議を採択。国民民主、社民、立憲民主の各党と無所属県議、連合福島を加えた5者協議会も近く再選出馬を要請する見込みで、内堀氏支援の枠組みは固まりつつある。

 一方、共産や県労連などでつくる「みんなで新しい県政をつくる会」は独自候補の擁立を目指している。